白髪のイメージ

ロマンスグレー

「ロマンスグレー」というと、あなたは誰を思い浮かべるでしょうか?俳優?歌手?会社の上司?それともご主人?

でも意外にいないなあと思う方も多いかと思います。というのも、ある程度の条件が整った方に使われる褒め言葉だからです。一般的に「ロマンスグレー」とは中年~初老の白髪混じりの紳士をいいます。詳細にいいますと細身の長身、物腰がやわらかい、知性にあふれている、オシャレ、清潔感がある、包容力、財力がある、こんなところでしょうか。これだけ条件があると、なかなか当てはまる人はいないのかもしれませんね。

それでは、そもそも「ロマンスグレー」という言葉はいつ頃から登場したのでしょうか? それは1954年(昭和29年)発刊の飯沢匡の「ロマンスグレー」という小説です。しかし小説自体はあまり有名ではありません。

一般的に定着したきっかけは1955年公開のイギリスとアメリカの合作映画「旅情」という映画です。主演俳優が白髪混じりだけど素敵だと当時の女性にもてはやされ、その時に日本で「ロマンスグレー」という言葉が用いられ、広まりました。

「ロマンスグレー」は和製英語です。完全な白髪ではない、いわゆる「ごま塩頭」を「ロマンスグレー」と言い換えて表現してしまう日本人。なかなか機転が利いています。この言葉のセンスに脱帽です。

白髪が増えて気になっている男性も「ロマンスグレー」といわれれば、多少なりとも気持ちが前向きになれますよね。中身も素敵な紳士が世の中にたくさん増えれば、女性にとってうれしい限りですね。

スポンサードリンク