白髪のイメージ

マリーアントワネット

「マリー・アントワネットは死刑宣告され一夜にして白髪になった」という伝説があります。

18世紀。オーストリアのハプスブルグ家に生まれたマリー・アントワネット。彼女は14歳の時、フランス王位継承者(のちのルイ16世)に嫁ぎました。2年後、王妃となったマリー・アントワネットでしたが他国へと嫁いだためか、ベルサイユの宮殿生活になじめずにいました。その矛先が贅沢三昧な暮らしへと向けられたそうです。

折しも当時は食糧不足の危機的状況。王家、特にマリー・アントワネットの散財は民衆の反感を買うことになり、のちにフランス革命が起こります。その後、ルイ16世と一緒にオーストリアに亡命をはかろうとしますが途中で見つかってしまい捕えられてしまいます。

そして裁判にかけられるのですが、その罪とはフランス王妃であるマリー・アントワネットが故郷であり敵軍でもあるオーストリアにフランス軍の戦術を漏らしたという陰謀の罪。彼女は最終的に斬首刑(ギロチン)となりました。

「一夜にして白髪になった」というのは、この時、死刑台にあがったマリー・アントワネットの髪が白髪頭だったという事からいわれています。しかし本当に一夜で白髪になるのでしょうか?答えは簡単です。なりません。

一度生えた髪から真っ白になるほど色素が抜けるという事は髪が生えるメカニズムとして考えにくいことです。ですがこの伝説は、死刑になるまでの期間に徐々に白髪になったとか、脱毛により白髪が多く残ったためと解釈もできます。またマリー・アントワネットは金髪でしたから、生気を失った彼女の印象で白髪に見えたのかもしれません。

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