白髪のメカニズム

髪の成分

髪は死んだ細胞の集まりです。肌の角質の集まりといい換える事もできます。足のかかとや爪も同じ角質です。角質というのは他の細胞よりも硬いものですので外的刺激をブロックする役割を果たします。ようするに髪は大切な頭部を守るために生えているわけです。

死んでいる細胞なので、すでに生えている髪に修復能力はありませんが、その代わり毛根から次々に押し出されてきます。また、「死んだ細胞」というとびっくりするかもしれませんが、死んでいるおかげで痛みを感じる事がないので好都合なのです。

たしかに髪に感覚が存在していたら、少しの刺激でも気になってしまいますし、髪の毛をカットするなんて事は麻酔なしでできなくなってしまいますよね。

では、なぜ髪が生えてくるのでしょう?それについては髪の成分に注目するとよく分かります。髪の成分は99%がケラチンというタンパク質でできています。ケラチンは18種類のアミノ酸が結合したものです。

そのケラチンを毛根にある細胞が血液から取り入れるのです。そしてケラチンを蓄えた毛根の細胞が分裂成長し、押し出されて頭皮上に現れます。押し出された段階で細胞は死んでいる状態なのですが、これが毛髪といわれるものです。

またケラチンを構成するメチオニンという物質は体内で作ることができない必須アミノ酸であるため、食品で補う必要があります。大豆、しらす干し、マグロ、卵などにメチオニンが含まれていますので、髪の成長のために、メチオニンを含む食品をバランスよく取り入れましょう。

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