白髪のメカニズム

伸び方

化粧品で有名な「資生堂」が2004年の学会で白髪に関する最新知見を発表しました。北里大学医学部皮膚科の勝岡教授との共同研究によると『白髪の伸びる速度は黒髪よりも速い(平均値比較)』という研究結果が得られたそうです。

白髪の伸びる速度が早い理由は白髪には細い毛が少ないためで、黒髪には細く成長速度の遅い毛が混ざっているので平均すると白髪の速度が速くなるという結論に至ります。つまり、同じ太さの髪であれば伸びる速度は同じという事でしょうか。しかし白髪に細い毛が少ない理由は科学的には分かっていません。

日本人の髪の伸びる長さは1日に0.3~0.4mmといわれています。この長さは個人差や体調などによって違いはありますが、1ヶ月で1cmほど伸びます。当然、白髪も同じように成長します。

髪は成長期に伸びますが、成長期の途中、つまり髪が伸びている途中で白髪になってしまう事も考えられます。成長期の途中から徐々に白くなっていくのは、色素細胞(メラノサイト)が縮小されてしまうためです。この場合、次に生えてくる髪も白髪となります。

逆に、黒髪が突然白髪になってしまうのは、色素細胞(メラノサイト)が突然死んでしまったか、活動を休止した事が考えられます。ということは、稀に色素細胞(メラノサイト)が再び活動をはじめる可能性も含まれている事になります。

ですから、一概に白髪だからといって諦めてしまう必要もないので、慌てて抜いてしまう事はしない方がいいようです。

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